Guido Quarzo『Clara va al mare』Andrea Molesini『Nonna Vudù e la congiura delle zie』

2018年01月28日

世界の子どもの本を知るー国際アンデルセン賞の選考を通して

1月23日(火)に大阪府子ども文庫連絡会主催の講座
「世界の子どもの本を知る
―国際アンデルセン賞の選考を通して」に行ってきました。

講座があるということだけ聞いて行ってみたら
大阪府子ども文庫連絡会の会員の方向けの
連続講座のひとつでした。
会員でもない上に、単発の受講だったのに
受け入れてくださってありがとうございました。

大阪児童文学振興財団の土居安子さんが講師を務められ
国際アンデルセン賞がどういう賞で、
これまでどういう作家、画家が受賞してきたかという
歴史的なことに始まり、今回候補となっている
作家、画家についてお話してくださいました。

画家について、それぞれの候補者の作品を見せてもらい
自分なら誰を選ぶかやってみたのが面白かったです。
国際アンデルセン賞の傾向とかはあまり考えず
でもどこかで「国際」ということをちょっと気にしつつ、
自分なら、という人を選んでみたわけですが、
選考委員の方はその人の作品、
絵から浮かび上がってくる考えはもちろん
その人に賞を与える意義とか与えた先のことなんかも
考えるわけで、それはそれは大変な
責任のある仕事なんだろうと
土居さんのお話をうかがって思いました。
(でも、一度何かの賞の選考をやってみたいな~
 面白そうだな~と軽々しく考えるミーハーなわたしもいます)

講座のテーマとは関係ありませんが、
児童文学に関する講座や講演会に行くと
知らない作品や作家について教えてもらえるので
次の読書のきっかけになってとてもありがたいです。

ということで、近いうちに
曹文軒、エイダン・チェンバーズ、
マリー=オード・ミュライユ、ディビッド・グロスマン、
ジョイ・コーリー、メルヴィン・バージェス、
ウルフ・スタルク、パム・ライアン、
熊亮、ジェリー・ピンクニー、エレナ・オドリオゾーラの作品を
手に取ってみたいと思います。




a_yshtm at 19:02│Comments(0)●ひとりごと 

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Guido Quarzo『Clara va al mare』Andrea Molesini『Nonna Vudù e la congiura delle zie』